【MtGスタンダード】デモニックパクト(黒緑青)
どうも。また少し間が空いてしまいました。
前回の記事でスゥルタイカラーのデッキをピックアップしてみましたが、実際のところ活躍しているのはコントロールのようです。
しかしながら青系コントロールは最近話題沸騰中の神童ジェイス含む青白コントロールやエスパーコンが主流となっているため、スゥルタイ自体影は薄いですね。
そんな中で先日行われたSCGオープンinミルウォーキーにて、スゥルタイデモニックパクトが2位という成績を収めました。
スゥルタイデモニックパクト プレイヤー:Samuel Braatz | |
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1:《森/Forest》 2:《島/Island》 2:《沼/Swamp》 2:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》 4:《華やかな宮殿/Opulent Palace》 3:《汚染された三角州/Polluted Delta》 4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》 3:《疾病の神殿/Temple of Malady》 3:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》 24 lands 4:《棲み家の防御者/Den Protector》 |
1:《頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator》 1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》 4:《悪魔の契約/Demonic Pact》 3:《時を越えた探索/Dig Through Time》 2:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》 1:《残忍な切断/Murderous Cut》 2:《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》 2:《衰滅/Languish》 4:《思考囲い/Thoughtseize》 4:《虚空の罠/Void Snare》 24 other spells 2:《護法の宝珠/Orbs of Warding》 |
デモニックパクトデッキは実際にプロツアーでも何人かが使っており、いずれもトップ8こそ逃しましたが大きな注目を集め、その秘めたるポテンシャルを証明してくれました。
今回SCGにて使われたデモニックパクトはコストのかかる《シルムガルの命令》を抜き、《虚空の罠》を採用することで、《悪魔の契約》を戻して即再契約、といった動きが可能ですね。デッキの安定基盤役であるジェイスも余裕の4枚採用。やはり強い。
そんなこんなでデモニックパクト、私もスタン落ち間近のTHS~ORI期最後のデッキとして愛用しています。
初期はスゥルタイカラーのコントロールっけの強い構成でした。
デモニックパクト(ゲームデー使用版) | |
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1:《島/Island》 2:《沼/Swamp》 2:《森/Forest》 4:《疾病の神殿/Temple of Malady》 2:《神秘の神殿/Temple of Mystery》 1:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》 3:《汚染された三角州/Polluted Delta》 3:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》 4:《華やかな宮殿/Opulent Palace》 2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》 1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》 25 lands 4:《棲み家の防御者/Den Protector》 |
3:《分散/Disperse》 3:《英雄の破滅/Hero's Downfall》 2:《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》 1:《シルムガルの命令/Silumgar's Command》 1:《残忍な切断/Murderous Cut》 1:《時を越えた探索/Dig Through Time》 4:《思考囲い/Thoughtseize》 2:《命運の核心/Crux of Fate》 4:《悪魔の契約/Demonic Pact》 1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》 22 other spells
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ハサミが大流行していた時期でしたので、序盤からハサミをいなせるカードが必要で、
そのために2ターン目にハサミをフィズらせる《分散》を多めに取ってました。
《森林の怒声吠え》→《侵入する生物種》で契約死を防ぎつつ9点打点を次ターンに用意できる動きが強かったですね。シルコマはメインからだとたまに腐るものの刺さる相手にはよく刺さるので、サイドから増やせるようにしてました。
まあ、結局ゲームデーはトップ8逃してあーあーってなったままデッキの見直しに入り、今は青要素を引っこ抜いて黒緑2色の形に変えました。
黒緑デモニックパクト | |
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3:《沼/Swamp》 4:《森/Forest》 4:《疾病の神殿/Temple of Malady》 4:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》 4:《ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow》 3:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》 1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》 23 lands 4:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》 |
2:《英雄の破滅/Hero's Downfall》 1:《残忍な切断/Murderous Cut》 4:《思考囲い/Thoughtseize》 4:《悪魔の契約/Demonic Pact》 1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》 12 other spells
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プロツアーにてAntonio Del Moral León氏が使用されていたデッキを参考に、ミッドレンジ仕様で組み直してみました。
デンプロトカゲと除去と囲いで凌いで《悪魔の契約》でアドを稼いで勝つ感じですかね、枚数調整とか特に意識せずおおざっぱに組んだものですが割と回るのであまりいじくってません。
前のスゥルタイカラーのデッキだと勝ち筋は間違いなく《悪魔の契約》だったですが、じゃあフィニッシャーとして見たときどうなのかって言うと、いささかスピードと確実性が足りなく感じたんですよね。
結局のところ今までのゲーム中でも《森林の怒声吠え》→《侵入する生物種》の展開が一番確実にゲームを終わらせることができていました。
なのでデッキを緑クリーチャーどもで殴る仕様にして、《悪魔の契約》そのものはアド製造機として支援してくれる形に。
赤単とかジェスカイテンポ相手に苦戦するんじゃないかなーと思ってましたが、むしろ有利取れるようになってて嬉しい。(赤いデッキに苦汁を舐めさせられ続けた人間)
ハンガーバックアブザンとか青白コンには相性不利ですね。生物で殴るデッキのくせに序盤が道探しとかしてて弱いので。
《搭載歩行機械》をどうにかできないとメインではたいがい勝てません。サイドから《無限の抹消》なり《悪性の疫病》なり仕込んで殺意をむき出しにします。
そんなこんなでスタンローテーションまであと2週間ばかしとなりましたが、残りの時間はこのデッキと付きあいつづけていきたいですね。
次は「戦乱のゼンディカー」がお見えになりますがどうなんでしょう。
未だに組みたいデッキが思いつかないでいます。スゥルタイでいきたいけどデモニックパクトの強化は難しそうですし、これといって使いたいカードも見つからない。
なんか面白そうなデッキ案があればぜひとも教えてください。
それでは。